水環境
住宅・飲食店・商業施設の浄化槽維持管理、工場等の排水処理等、環境設備機器のメンテナンス・関連機器の販売を行っております。保守管理・設備機器に関してお困り・お悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい。
浄化槽保守点検・清掃
浄化槽を維持管理するには、清掃、保守点検、法定検査が必要です。浄化槽保守点検は、正常な機能を維持し、適正な水質を確保するため、大変重要なものです。当社では、槽内の清掃、単位装置及び付属機器の洗浄・点検を行っています。
浄化槽を使用している方の3つの義務
保守点検作業内容
- ・綺麗になった水が出ているか調べるため、水質検査を行います。
- ・微生物が活発に働けるよう、汚泥の状況やろ材、配管の目詰まり等の状況を点検・調整します。
- ・汚泥が流れ出ないよう、汚泥のたまり具合を調べ清掃の時期を判断します。
- ・不衛生とならないよう、蚊やハエ等の発生防止の措置を行います。
- ・衛生的な水が出るよう、消毒薬の補充や溶け具合の調整を行います。
- ・微生物が窒息しないよう、ブロワーの点検・調整します。
浄化槽点検は自分でやるのですか?
本来は、浄化槽の使用者が自ら点検するのがベストなのですが、専門知識・技術の習得や点検機材を揃えたりすることは出来ませんので、ほとんどの方が点検業者と契約し点検業務を委託することになります。保守点検契約をする際は、浄化槽管理士の資格を保有し、専用の点検機材を完備した都道府県知事(政令指定都市・中核市はその市長)の登録を受けている業者に委託してください。
浄化槽点検の作業工程
- 異臭が漏れてないか確認。そしてハエや害虫が周辺にいないか確認します。マンホールが破損していないか変形していないか隙間に何か詰まっていないか確認します。
- 周囲の安全を確認してマンホールを開けます。すると、このように泡だらけのことがあります。消泡剤で泡を取り除きます。水位は正常か確認します。
- 泡を取り除いたら、各パイプが破損していないか?各栓は正常か?水位は正常かを確認します。
- 浄化槽内の水を汲み取り、放流水透視度計に入れて、水の透明度を測ります。 ※上からのぞき何センチで筒の底が見えるか測定します。単独浄化槽は、7度(cm)以上は合併浄化槽は、20度(cm)以上が目安となります。
- 残留塩素測定器を使い放流水の残留塩素の濃度を測ります。残留塩素を検出できたら大腸菌群が死滅していて安全な放流水であることが確認できます。
- 塩素消毒剤(トリクロロイソシアヌル酸)を補充します。
- DO(溶存酸素濃度)計で溶存酸素濃度測定。ばっ気槽内の酸素の量を測ります。単独浄化槽は、0.3mg/ l 以上合併浄化槽は、1.0mg/ l 以上の溶存酸素が必要です。
{配管に詰まりがある場合、除去作業を行います。}
- 最後に日頃空ける事の少ない場所です。きれいに清掃をして完了です。
- ブロアーのメンテナンスも重要です。きれいに清掃し部品などの交換も行ないます。 ※比較的どのご家庭も野晒しの状態が多いため消耗部品など劣化が激しい。ご契約頂いているお客様はエアフィルターの交換はサービスさせて頂いております。
大型合併浄化槽維持管理
- 一般家庭の単独・小型合併浄化槽だけでなく、アパート、マンション、 工場等の大型のものも、正確丁寧な保守点検、清掃作業を行っております。機能を継続的に発揮させるには、正しい維持管理が重要です。未処理の廃棄物排出による公害などを引き起こさないためにも清掃や点検などの維持管理は、私たちにおまかせください。
大型合併浄化槽保守点検
- 1. 水質測定
処理過程における水の透視度・PH値・水温等を測定し浄化槽の状態を把握します。
- 2. 付属機器運転状況確認
浄化槽ではいくつもの機器類が作動しています。浄化槽が正常に働くために定期的な確認を行います。
- 3. ブロワー(送風機)の点検
ブロワー(送風機)は定期的にオイルの交換やグリスの充填、Vベルトの確認を行います。
農業集落排水処理施設維持管理・排水処理施設維持管理
- 一般家庭の単独・小型合併浄化槽だけでなく、アパート、マンション、工場等の大型のものも、正確丁寧な保守点検、清掃作業を行っております。機能を継続的に発揮させるには、正しい維持管理が重要です。未処理の廃棄物排出による公害などを引き起こさないためにも清掃や点検などの維持管理は、私たちにおまかせください。
水質検査
各槽の水質を測定して運転管理の指標とします。
機器運転状況
施設内各機器の運転状況を確認しています。各機器の電流値や作動状況に異常がないか確認します。
汚泥の引き出し
水処理の過程で発生した余剰汚泥を定期的にバキューム車で引き出します。
浄化槽関連機器販売・工事
- 浄化槽関連機器の販売・工事も行っております。施行等をご希望の方はお気軽にお問い合せ下さい。